食いしん坊OL Lilyの食い倒れシンガポール

シンガポール駐在OLの食い倒れ記録とか日常とか

旅行者に驚かれる、シンガポールの緑。

日本もいろいろだけどシンガポールもいろいろ。

こんばんは、Lilyです。

最近は、アイドルが結婚宣言したり、
現職議員のパワハラが問題になったりと、
なかなかYahoo!ニュースのヘッドラインが賑わっている状態ですが、
シンガポールもなかなかエキサイティングな事態に。

元首相の子息による喧嘩が話題になっております。
詳細はハロアジさんがまとめてくれていました。

helloasia.jp

この喧嘩の面白いところは、
舌戦がFacebook上で繰り広げられているところですよね。
なんかすごく近代的な喧嘩だと思ってしまいました。
まぁ、喧嘩は喧嘩なんだろうけども笑

さて。

シンガポールに自分が来た時も感じたことですし、
旅行でシンガポールに来た友達がよく思うことは

シンガポールは緑が多い

ということです。

シンガポールっていうと、
マリーナベイサンズとか、金融街の構想ビルを想像する人が多いのだと思いますが
意外や意外、シンガポールに来てみると
とても緑が多いことに驚かされました。

公園も多いし、街路樹とかも多いし、
なんだか大きな木もいっぱいあるし、とにかく緑が多い。

シンガポールは土地が狭く、農業や工業で稼ぐことができないため、
国の方針として、外国からの投資や観光の誘致に尽力するしかなかったことが
一つの理由としてあるそうです。

そこで、シンガポールは綺麗で安全な国だ、
というイメージを確立するために
シンガポールをガーデンシティとする、という緑化政策が取られました。

ちなみに国のHPでは

Singapore’s Garden City journey began in 1963, when then Prime Minister Lee Kuan Yew planted a Mempat tree (Cratoxylum formosum), signifying the start of the greening campaign.

シンガポールのグリーンシティーとしての旅は1963年に、当時の首相であるリークワンユー氏が、グリーンキャンペーンの始まりとしてMempatの木を植えたところから始まっている。

とあるので、1963年ごろから始まった国策で、
50年以上の歴史ある緑化政策と成っています。

ちなみにメムパットの木ってなんだ?って思ったんですけど、

クラトキシルム属3種 :タイの植物植物チェンマイより

このHPの一番上のっぽいです。
確かにこういう花、シンガポールで見る気もする。。。

この国策への力の入れようはなかなかのもので、
現在は国土の1/3が緑であると言われており、
建物に緑を取り入れると、政府が建築費を最大50%まで援助する、
といった補助もあるそうです。

道理で建物に緑が多い物が多いわけだ。。。

ちなみに、シンガポールにおける緑化政策は
国家開発省が担当で、
その中でもさらに具体的な施策は
国立公園庁(National Parks Board)が行っているそうです。 

こちらがNational Parks BoardのHP

National Parks Board

こちらのHPからシンガポールの公園を探すことが出来ます。

この狭いシンガポールの国土の中でも
Nature and Heritageの検索に67件もひっかかるわけですよ。
しかもわりと一個一個が大きいんですよね。

なんだか1年近くシンガポールに住んでいると、
この緑が多い状況が結構当たり前になってしまっていて
あんまり何かを感じることがないのですが、
友達が来たりするたびに
「シンガポールって緑が多いんだね」
と言われるとふと、そうだよな、緑多いよねってなるのです。

日本に帰国した時に
「あぁ、シンガポールってやっぱり緑が多かったのね!」
ってなったりするのかな。

日本も公園はありますし、街路樹とかもいっぱいあると思うんですけど
なんかシンガポールの公園とか街路樹の木って
太くて大きいのでインパクトあるんですよね。。。

National Parks BoardのGoalは
"Let's make Singapore our Garden"
なので、ますます増えていく?かもしれない緑に期待大ですね。

シンガポールに来た際には、
是非近代的なものだけではなく、
シンガポールの緑も感じてみてはいかがでしょうか。

ではでは本日はこんな感じで。
↓ランキング参加中です。よかったら勢いよく押して行ってください↓

f:id:lily_singapore:20170211190248p:plain