食いしん坊OL Lilyの食い倒れシンガポール

シンガポール駐在OLの食い倒れ記録とか日常とか

シンガポールに来てからの自分の変化。

集中していただきたい。

こんばんは、Lilyです。

最近、仕事が忙しくなかなか洗濯をする時間がない週がありました。
普段、結構はっきりとした色の服を着ることが多いのですが、
その週は洗濯もしていなければアイロンかけもしておらず、
残った服は黒の服のみ。
まぁ、いっか、と思ってそれを着て会社に行きました。

そした、同僚に
「Lilyさん、会議に一緒に入った時からずっと思ってたけど
 今日は服がシックだね!

会議に集中していただきたい。

真面目な顔で何言われるかと思ったらそんな事かーい!!

はっきりした色、という感じで私のイメージは固定しているんだな、
と思った出来事でした。

ちゃんと洗濯とアイロンがけしよう。。。

さて。

最近友達と話していて、
シンガポールに来てから、自分のここが変わったな、と
思うことがあったので今日はそれについて書きたいと思います。

ずばり、それは 

宗教の話!

日本にいた時って友達と話していても
ほとんど宗教の話になることはなかったのですが、
シンガポールにきてからは本当にこの話になることが多いな、と。
まぁ、私が興味津々で聞くっていうのもあるんですけどね。

日本だと、結構なパーセンテージの人はそんなに熱心な宗教家ではなく、
正月には神社に行って 、お葬式はお寺に行って、
結婚式はチャペルでやって、クリスマスもお祝いする
そんな感じだと思います。

その上、他人がどういった宗教を信仰しているかには
ほぼほぼ無関心で、なんか珍しい宗教だったりすることが
何かの拍子にわかったりすると
「え、なんで?」となったりすることも有るかと思います。

また、近年はどうなっているかわからないですが、
私が学生の時には、学校内に怪しげな宗教の勧誘が紛れ込み、
一人でいる学生に狙いをつけて、カルトに巻き込む、
というケースもあり、
大学側から注意喚起がなされていたことも有りました。

そんなことも有ってか、
日本にいるときは殆ど宗教の話を友達としたことはありませんでした。

「私?真言宗」「あ、うちは曹洞宗だよー」
みたいなフランクに宗教の話したことってありませんでした。

シンガポールに来てからは、
結構宗教の話になることが多くなりました。

特に多いのは食事の時。
イスラム教の方は豚を食べない、ハラルじゃないと食べない。
ヒンドゥー教の人は牛を食べない。
中国仏教の人で牛を食べない人がいる。

こういった制約があるので、
自然と宗教の話になるんですよね。
そして、私が一番いいな、と思うのは
お互いの宗教に対してのリスペクトがちゃんとあること。

「●●だから、食べられなくて可愛そう」
とか
「そんな事言ってないで食べてみなよ」
みたいな、馬鹿なこと言う人がいないです。

お互いが何を食べられなくても、そっか、OK!っていう感じで
お互いの宗教への理解とリスペクトがちゃんとあるな、
と感じるのが本当に素晴らしいことだなぁ、と思うのです。

私が日本人がよく言うセリフで嫌いなのが、
上にも出した
「●●食べれないの!?かわいそう!」とか
「人生損してるよ!」とか。

これって相手に対してのリスペクトなんてなーんにもないと思うんですよね。

私は宗教上の理由ではなく、
アレルギーで食べれないものがありますが、
一緒に食事に行ったときにこのセリフよく言われることがあります。
もうね、ほんと

ほっといて

って思うんですよね。

自分の価値観を他人に押し付けちゃだめです。

その点、シンガポールはアレルギー持ちにも非常に暮らしやすい社会です。
色んな理由で何か食べれないものが多い人がいっぱいいますからね。

日本もシンガポールみたいに、
宗教への理解とか、食事への制限への理解が
深まるといいなぁ、と思います。

2020年の東京オリンピックまでに、こういったことへの理解が深まって
日本に来てくれる外国人観光客の人が
楽しい思い出を日本で作れたらいいなぁ、と願ってやみません。 

ではでは本日はこんな感じで。
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