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食いしん坊OL Lilyの食い倒れシンガポール

シンガポール駐在OLの食い倒れ記録とか日常とか

シンガポールから見た日本の就活事情。

思うだけじゃだめだ。

こんばんは、Lilyです。

仕事で話している時にたまに注意されるのが、
“I think”といった時です。
「いや、ThinkじゃなくてちゃんとConfirmして」って言われるのですが、
個人的に確認した上で、私はこう解釈してます、
的な感じに言っているつもりだったのですが
たぶん自分が思っている”think"の意味と、
ネイティブが思っている”think”の意味が違うんですよね。
たぶんこっちの人にthinkっていうと、
「んー、こうだと思ってます、確認してないからわかんないけど」
みたいな。
今書いてみたけど
こんなこと言ってるやつと仕事したくない笑
何の疑問に思っていなかった言葉選びが
実はかなり重要なことに気づく、そんな日々です。

さて。

先日、シンガポールの大学生と話す機会があり、
就職活動事情の話になりました。

よく言えばユニーク
悪く言えばヘンテコであると言える
日本の新卒就活事情。

学生的にも興味深いらしく色々と質問をされたりしました。

驚かれた点としては、
大学の専攻と就職後の仕事内容の関連性がない点
同じ会社で一度も転職しない人も数多くいる点
一斉に皆が同じ時期に就職活動する点
皆同じような服装で就職活動する点
「何ができるか」ではなく「何をしてきたか」という点がアピールポイントな点
等々、確かに書いてみれば驚かれるのも無理はないかなぁ、と思う点が多いですね。

特に日本の「一回就活に失敗したら後がない」
という追い詰められる感じは非常に怖いですよね。

他の国みたいにgap yearとかあって、
大学を卒業してから、旅に出たり、
海外放浪したり、ボランティアしてみたりとか、
なかなか時間に制約がある中では
体験できないことを体験してから社会に出るのは
日本に取り入れてもいいんじゃないかなぁ、と思うんですけどね。

学生に一つ一つ質問されながら、
これは日本のこういった文化的な背景があるので、
こういうことになっていると思われる、とか
色々議論をするのは非常に楽しかったです。

自分が日本にいるときに、
後輩から就職活動についてアドバイスや相談をされることも
時々あったのですが、
よく聞かれるのがこの2点。

1. TOEIC何点あれば海外案件を任せてもらえますか。
2. 英語が話せるので海外で活躍できますか。

一字一句同じではないのですが
こういった質問は非常に多いですし、
海外勤務している他の友人も聞かれることが多い、といっていました。

まず、TOEICについてですが、
日本の就職活動ではこの点数が重視されることが多く、
最近は楽天が新卒は全員800点以上とっている、なんて報道もありましたね。

何点あれば満足なのかは、会社によるかもしれませんが、
TOEICの点数が取れたところで、
TOEIC 高得点=英語が話せる人だ
という図式は必ずしも成り立たない、というのが
よく言われていることだと思います。 

正直ただのペーパーテストなので、
文法を中学から叩き込まれる日本人は、
ある程度頑張って勉強すればそれなりの点数が取れるんじゃないでしょうか。

そんな感じなので、
TOEIC高得点=英語がすごく喋れる人だ、
という図式は成り立たないと思いますが、
英語話せる人はやっぱりそれなりの点数が取れる
というのも真だと思います。 

結論として、日本の就活市場においては、
900点取っておけば、「え、すごい!!!」
って言ってもらえるので、取っておくといいと思います。

英語力ならTOEFLでしょっていう方もいるかもしれませんが、
時々会社によっては、TOEICの点数しか書く欄がないサイトもあるので、
無難にまずは、TOEICの点を高く取っておくといいんじゃないでしょうか。

2個目の英語が話せれば海外で活躍できるか、という点ですが、
これについては
英語云々より仕事ができなければ活躍はできない
というのが解だと思います。
英語が話せるといっても、
英語はあくまでもツールで、
その上で仕事でどういったパフォーマンスを出せるか、
が大事なのではと思っています。
なので、日本の就活らしく、
自分の専攻と関係のない会社にはいるのであれば、
入ってからどれだけ自分が学ぶ意欲を持って努力するか、
これに尽きるのではないでしょうか。

私の友達で後輩に英語中国語がペラペラの帰国子女が入ってきて、
かなり期待されていたが、
本人は向上心がなく、仕事を教えても覚えられない、
覚えるためにメモをとってもメモを取ったことを忘れたり、
メモの場所を忘れてしまったりと、
全然仕事を任せられず困っている、何て後輩を抱えている、
という話も最近聞いたので、
語学力が一番大事な部分ではなく、
やはり仕事出来るようになるための努力や
要領の良さとかが大事ではないでしょうか。

英語に自信が持てるくらい努力ができたのであれば、
会社に入ってからの努力もきっとできることだと思います。心配ないさ。

ただ、いささか逆説的にはなるのですが、
シンガポールに来てから思うのは
「そもそも英語が話せないと、コミュニケーションが取れず、
 相手から信頼を勝ち取ることが難しく、仕事を振ってもらえない」
という状態に陥る可能性もあるということに気づきました。
信頼を勝ち取る過程で英語、というかコミュニケーションが必要になるので、
海外で働きたいのであれば、
英語を話せることは大前提だと思います。

つまり言いたいのは、
英語を話すことは最低限として
その上で自分が仕事においてどういうパフォーマンスを出せるか
が一番重要だと思う、ということです。

ちなみにこれは自分にもいつも言い聞かせていることでもあります。

働いて慣れてくると惰性になることも有りますが、
時々学生と話したりするのは
自分の中のこういう気持ちや考えを思い出すきっかけになったりするので
なかなかいい機会だな、と思ったりしています。 

ではでは本日はこんな感じで。
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