午後を優雅に過ごす。その3 中華High Tea四川豆花飯荘＠UOBプラザ
High TeaのHighとは。
こんばんは、Lilyです。
High TeaのHighとはなにか気になり調べてみました。
メインの大テーブル（High Table）で食べられることから
名前を付け、High Teaとなっているそうです。
元々は上流階級がお茶をたしなむAfternoon Teaと
労働階級が労働の後に食べるHigh Teaとでは区別があったそうですが、
アメリカに伝わった際にごっちゃになって、
今では三段トレイでサーブするサンドウィッチ・スコーン・お菓子が
Afternoon Teaで、
ご飯ものが追加されているスタイルがHigh Teaと言われているようです。
ただ、シンガポールにおいて、
三段トレイでサーブされないブッフェスタイルも、
ホテルやお店によってはAfternoon Teaと言っていたりするので、
その定義は現在ではかなり曖昧なものとなっている気がします。
さて。
ということで、High Teaの話をしたところで、
High Teaに行ってきた話をします。
先日、友達からのリクエストを受けまして、
変わり種のHigh Teaに行きたい、とのことでアレンジ致しました。
四川豆花飯荘＠UOBプラザです。
UOBプラザはフラートンホテルの裏あたりにある
非常に高い建物の一つです。
公式サイトにもReservationボタンがあるのですが、
表示されるのがLunchとDinnerしかないので、
High Teaがどっちに含まれるかわからず。。。
わからないのでとりあえず電話して予約しました笑
Imperial High Teaなるものを予約。
電話番号と名前だけでOKです。
事前の確認電話はありませんでした。
14:30開始なので、14:15くらいにUOBプラザに到着。
壁に書いてある銀行がとても立体的ですが絵です笑
この絵と反対側の建物に入り、
まずエスカレーターで2階に上がります。
ゲートはセキュリティカードがないと入れないのですが、
「レストランに行きたい」というと、ゲートを開けてもらえます。
これでまず、38階まで行き、
エレベーターを一度乗り換え、60階まで上がります！
14:25くらいでしたが、
受付で名前を言うと入れてもらえました。
まだランチを食べているお客さんが多く、
店内は賑わっていました。
平日だったのですが、日本人も結構いた印象です。
High Teaのメニュー。
同じお店ですが、High Teaを行う場合は
Tian Fu Tea Roomちう名前になるようです。
私が行ったときは12月中限定のメニューで、
普段はS$30++ですが、S$38++でした。
UOBカードメンバーだと、4人で行くと1人タダになるようです。
12月はフグスペシャルだったようです。
デザートも含めて9種類のご飯に加え、
2種類のお茶と1種類のスパークリング日本酒が付きます。
フグと日本酒が付くあたり普段より8ドル高い、という感じがしますね笑
テーブルセット。
最初にOolong Teaがセットされています。
続いてスパークリング日本酒が運ばれてきました。
メニューではTsukiusaguになっていますが、
奈良の梅乃宿酒造の月うさぎ、という日本酒ですね。
甘くて飲みやすくてとても美味しいです。
日本酒好きの人からすると、こういう甘～いのって
邪道なのかなぁ、とも思ったりするのですが、
私は澪も鈴音も大好きなので、これはとても美味しかったです。
お昼から、しかも平日のお昼から日本酒だなんて贅沢ぅ。
一杯目の日本酒を飲み終わるころに、
窓際にいらっしゃったランチのお客さんがお帰りになったので、
窓際まで行って写真を撮りました。
マリーナベイサンズよりも高い建物なので、
マリーナベイサンズを見下ろす、という贅沢な感じです。
お席に戻ると、最初の点心が出てきました。
一番上が、Steamed Pufferfish Dumpling
右が、Steamed Dumpling with Wild Mashrooms
左が、Stemed Mushroom Bun with Pufferfishでした。
メニューの順番では出てこないようです笑
一番上は、フグの形を模した点心になっていて、
思わず可愛い！！といったのですが、
友達はフグだとわからなかったらしく
「点心見て可愛いとかこいつ何言ってんだ。。。」
みたいな反応をされて傷つきました笑
フグ、美味しかったです。
フグ刺し以外のスタイルで初めて食べましたが美味しいですね。
続いて。
左が、Pan-fried Pancake with Chicken Floss
右が、Crispy Dumpling Roll with Pufferfish And Fresh Mangoでした。
私はマンゴーが食べられないので、右は友達にあげてしまいました。
左はチキンフロスが入っています。
チキンフロスとは、香辛料で味付けされたチキンを繊維状にしたものだそうです。
なんか味付けはなんとも形容しがたい感じなのですが
とっても美味しかったです。
友達に「何かよく分かんないけど美味しい」といったところ、
「何言ってんだか。。。」みたいな反応をされましたが、
友達も食べた後に
「何かよくわかんないけど美味しい。。。」
と言っていました。それ見たことかぁっ！
続いて
Boiled Minced Meat Dumpling in Chilli Oilでした。
茹でた小籠包みたいな感じなのですが、なかなかピリ辛です。
さすが四川。たぶん私本場の四川料理は耐え切れない。
ご飯ものの最後は
Sichuan Dan Dan Noodlesでした。
要するに担々麺です。
これも辛い、小さいのに辛い笑
友達とひいひい言いながら食べましたが、
ひいひい言っちゃうのに最後まで食べたくなってしまう美味しさでした。
こんな感じでご飯は終了です。
写真を見るに、あまり量は食べていない感じなのですが、
お腹にたまりやすいものですし、
サーブされる時間間隔が結構ゆっくりなので、
食べ過ぎていないのにお腹的には満足感がありました。
ブッフェだと楽しいし美味しいのですが、ついつい食べ過ぎちゃいますよね。
デザートを前にして、Red Teaがサーブされました。
砂糖が入っているのかはわかりませんが、
香りが高く、味もほんのりと甘いお茶でした。
確かにこれは甘いものに合うなぁ、という感じ。
後味がすっきりしているのもいいですね。
そしていよいよラストのデザート。
左が、Miniature Snowman with Lotus Seed Pasteで
右が、Miniature Christmas Tree with Red Bean Pasteでした。
右は最初まつぼっくりでも揚げたのかな。。。と思いましたが、
カットしてみると、鮮やかな緑色が出てきました。
クリスマスツリーを揚げたようです笑
中はしつこくないあんこで美味しかったです。
左のスノーマンもあんこなのですが、
言われればLotus Seedを感じなくもない気がしなくもない。。。。
という感じでした。
味は美味しかったです。
でも見た目が可愛いスノーマンなので、
どう食べてもなんかむごい感じになりました笑
全体としての感想は、
お茶がなくなったらすぐに新しいものをサーブしてくれますし、
一品一品がとても美味しくて大満足でした。
今回はクリスマス特別バージョンだったために、
お値段はS$38++でしたが、これが普段S$30++というのは
場所と提供されるサービス・料理を考えると
かなりコストパフォーマンスの良いお店だと思います。
これは今後人がきたらぜひ連れていきたいな、と思う場所ですね。
美味しいし、景色も素敵だし。
正直、「こいつら何杯お茶飲むんだ」
っていうくらい飲みましたけど（美味しかったんです。。。）
嫌な顔一つせずに、ポットが空くとすかさず
次を持ってきてくれる店員さんには感謝しかありません。
途中で、スコールで景色が何も見えなくなりましたが、
何倍もお茶を飲んでおしゃべりをしていると、
いつの間にかまた外は晴れていました。
うーん、やっぱり素敵な景色。
是非また違うメニューのときに来たいな、と思いました。
優雅な午後をお過ごししたい方、とってもお勧めです。
ではでは本日はこんな感じで。
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