食いしん坊OL Lilyの食い倒れシンガポール

シンガポール駐在OLの食い倒れ記録とか日常とか

人はなぜムーンケーキを食べるのか。

祝日やイベントの在り方が日本と違うなと感じます。

こんばんは、Lilyです。

日本の祝日の多くは決まった日時にありますが、
シンガポールの場合、
この祝日はこの日になりました。
といった祝日が結構あります。
この前の祝日のハリラヤハジなんかもそうですね。
何暦に基づいた休みなのか、によったりしますが、
こういった点は日本と違うなぁ、と感じます。

さて。
本日は2016年の中秋節です。

中秋節とは
陰暦8月 15日に名月を賞する中国の習俗。月餅 (げっぺい) や瓜,果物を庭に並べて月に供え,枝豆や鶏頭花を捧げたりして楽しむ。商工業者の間では,端午節,歳暮と並ぶ三大取引決済期の一つであり,唐代以後広く民間に行われた。
参照サイト

中華系が国民の7割9割くらいを占めているシンガポールでは
祝日にはなりませんが、中秋節の催しがあちこちで行われています。
お祝いのためか、ランタンが飾られていることも多く、
夜になるとライトアップが美しいです。
(割合に誤りがあり訂正させていただきました。
 国民の内訳は74%は中国系、13%がマレー系、
 9%がインド系、3%がその他だそうです。参考サイト)
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ランタンが一般的に、日本人が想像するものとだいぶ違うため、
もはや何をもってしてランタンと呼ぶのかは不明です。
とりあえずとても綺麗です。

そしてこのランタンと同じくらい中秋節で大切になるのが、
月餅(ムーンケーキ)です。
日本のお月見団子と同じように、
「満月と同じ形」という意味で月餅を食べるというのが一般的だそうです。
この月餅、このシーズンのビジネスツールのようで、
会社には日々関係する会社から月餅がどんどん送られてきます。
お中元のような扱いなのかな、と思います。
日本の会社だとお中元についての取り扱いが
コンプライアンスの関係から厳しい所も多々ありますが、
シンガポールではあまり関係ないらしく、
月餅がどんどん色んな会社から送られてきます。

素敵な箱(会社名ががっつり書いてある笑)を開けると
こんな感じで月餅が並んでいます。
通常4つ結構大きな、手のひらくらいの大きさの月餅が入っています。
これを入っているナイフで切って、皆で食べます。
一個が結構、というかかなり大きいので
一人で食べるのはかなりきつい作業となりそうです。
(やってません笑)

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会社には色々送られてきましたが、
私が食べてみて一番おいしかったのはこちらです!

Grand Hyattの月餅です!!

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生月餅だと会社の人は言っていましたが、
確かに一般的な焼いてある月餅と違い、
外側の求肥部分がもちっとしていて柔らかかったです。
あと、中にチョコレートが入っていたり、
味がそもそもライチリキュール味、とかでお洒落で
かつ味も抜群に美味しかったです。
これなら何個でもいけちゃいそう。。。

あと職場では手作りを持ってきてくれる人もいたりと

皆さん様々な形で中秋節を楽しんでいるようです。

考えていたら私、紅葉饅頭よりも生紅葉饅頭の方が好きだしな。
ちなみに、広島土産で一番好きなのは桐葉菓です。
やまだ屋さん、本当にいい仕事しますよね。

そんな感じで、日本人が中秋の名月に団子を食べるように、
シンガポールの人は中秋節にムーンケーキを食べるのです。
慣習であってそこまで深~い意味はなさそうです。

クラシックなタイプも好きではありますが、
ダントツGrand Hyattのが美味しかったです。
他の高級ホテルのも色々食べてみればよかったなぁ~笑
会社の同僚に、Grand Hyattマジうまっていったら
「いや、もっと他のも食べてから言うべきだ」
と有り難いご指摘をいただきました。
一人暮らしでそんなに食べられるかっ!涙

また一つシンガポールの文化を楽しむ事が出来ました。
美味しい文化は大歓迎です笑

ではでは本日はこんな感じで。

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